傷つきたくないからだけではない!?男性がプロポーズの失敗を極度に恐れる理由とは?

傷つきたくないからだけではない!?男性がプロポーズの失敗を極度に恐れる理由とは?

恋人関係がうまくいっていても、プロポーズとなると躊躇してしまう。そんな心当たりありませんか?「失敗して傷つきたくないから…」と考えている人も多いかもしれませんが、実はもっと深い心理的要因があるのかも。そこで、精神科医の樺沢紫苑先生にプロポーズを恐れる男性心理についてお話をうかがいました。

「そもそも人間を含めた生き物は本能的に環境の変化を嫌います。自分の縄張りから出なければ、外敵に襲われる危険もありませんからね。結婚は人生最大の変化のひとつですし、断られたら交際が終わる可能性もある。そのため、男性は本能的にプロポーズに対し恐怖心を抱きます。さらに、人間は“成功体験”があって初めて自信を得られるもの。その点からも、男性が未体験のプロポーズに不安を抱くのは当然なんです」

世の中の男性みんなが苦しんでいると思うと少しは気が楽になりますけど…この恐怖心ってどうにかならないものでしょうか。

「例えば、他人とうまく会話できない人って『話が途中でつまったらどうしよう…』などと自分の心配をするから緊張してしまうわけです。しかし、相手に楽しんでもらおうと考えると、自然とホスピタリティの気持ちが湧いてきて、不安が取り除かれます。プロポーズにおいても『断られたらどうしよう…』と自分にフォーカスするのではなく、どうしたら彼女が喜んでくれるかと視点を変えてみると気持ちが楽になると思いますよ」

また、実際にアクションを起こすことで、プロポーズの成功率が上がるのだとか。

「心理学の世界では『好意の返報性』と呼ばれますが、人間は自分を好意的に評価してくれる人を好きになる傾向があります。たとえ彼女がその時点で結婚を考えていなくても、結婚を切り出された瞬間から彼氏に注意が向いて、恋愛モードから結婚モードに切り替わる。彼女の気持ちをさらに引き寄せることができるわけです。さらに、自分の秘密や本心を伝えることで親密度が高まる『自己開示の法則』という現象もあるので、相手にきちんと本心を伝えることが、成功率を高めるポイントでしょう」

では、プロポーズの言葉もよりストレートな表現にしたほうがよさそうですか!?

「単に『結婚しよう』と言うよりも、『一緒になってこういう夢をめざそう』というふうに、ビジョンを示したほうがいいですね。人間は性別に関係なく、将来のビジョンをしっかりと持ち、規範を守る“父性的な人”に信頼感を持つものですから」

なるほど!求婚男子のみなさん、樺沢先生の話を参考に万全の準備をして本番に臨みましょう!

取材協力・関連リンク

樺沢紫苑

精神科医・作家・映画評論家/FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを駆使し、累計40万人以上に精神医学や心理学、脳科学の情報をわかりやすく発信している。『脳内物質仕事術』『「苦しい」が「楽しい」に変わる本ー「つらい」を科学的になくす7つの方法?』など著書多数。近著に『父親はどこへ消えたかー映画で語る現代心理分析ー』がある。

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