日本の方法はグローバルスタンダードではない!?知って得する「世界のプロポーズ事情」

日本の方法はグローバルスタンダードではない!?知って得する「世界のプロポーズ事情」(c) WavebreakmediaMicro - Fotolia.com

先日、新婚紹介バラエティ番組で国際結婚をしたカップルを見かけて、ふと気になったんです。日本の結婚事情やプロポーズ事情は知っていても、海外のはほとんど知らないな、と。

そこで、家族社会学の専門家である宮本みち子氏の『現代世界の結婚と家族』(日本放送出版協会/2008年刊)をチェック。するとそこには、「欧米諸国でも工業化するアジア諸国でも、結婚に対する意識に大きな変化が生じ、晩婚化するとともに、結婚の形態も変化」との記述が!

もしかして、海外では超意外なプロポーズが行われていたりするのかも?さっそく実態を調べるべく、海外の恋愛事情に詳しいフランス・パリ在住のラブジャーナリスト・中村綾花さんにお話をうかがいました。まずはフランスについて。

「この国では結婚しているカップルのほうが少ないですね。結婚がそこまで大事なことだと思われてないんです」

税制面で結婚とほぼ同等の法的優遇権が認められる「PACS」と呼ばれる制度が普及しているフランスでは、わざわざ結婚を選ばないカップルが多いのだとか。では、あえて結婚を選ぶカップルはどんなプロポーズを?

「他民族国家ですから典型的なプロポーズもありません。婚約指輪を渡さない人も普通にいます。お金がないからといって結婚を躊躇せず、自分のスタイルでプロポーズすればいいと考える人が多いようですね」(同)

結婚観もプロポーズ観も我々とは大きく異なる模様。日本には「自宅でのプロポーズが主流」というスタンダードが一応ありますから…。

「それは世界的に見ると一般的ではないかもしれません。例えばイギリスでは、相手の前でひざまずき愛を誓うようなロマンチックなプロポーズを、旅行先で行う男性が多いようです。ウィリアム王子とキャサリン妃が、旅行先のケニアで故ダイアナ妃の婚約指輪を渡したことも話題になりましたよね」(同)

さすがはジェントルマンの国!けど、感動的なプロポーズ演出を要求される国は男性が感じるプレッシャーがハンパなさそう…。

「そうですね。例えば韓国ではプロポーズの演出に苦心している男性が少なくないようです。ブランド志向が強い国のため、どんなプロポーズをされたのかもステータスのひとつ。しかも『初めて出会った日』や『初めてキスをした日』など、カップルの記念日が毎月のようにありますから、女性を喜ばせるために男性はいつも大変そうにしていますよ」(同)

これは同じ男性として、同情を禁じ得ないものです…。さて、その他の国はいったいどんなプロポーズをしているのでしょう。いくつか見てみましょう。

■アメリカ
アメリカ発と言われている演出「フラッシュモブ」を取り入れるなど、エンタメ色の強い派手な仕掛けのプロポーズが好まれる文化。ちなみに、既婚者は婚約指輪と結婚指輪の重ねづけをするのが当然という風潮があるそうです。

■インド
近年、恋愛結婚が徐々に増えつつあるものの、伝統的な身分制度「カースト」により、いまだに親が決めた相手と結婚することが多いインド。結婚式当日に花婿と花嫁が初めて顔を合わせることもあるそうで、交際を重ねてプロポーズというのはまだまだ一般的ではないようです。

■タイ
以前は男性が彼女の親の許諾を得てから、恋人間でプロポーズが行われていたタイ。近年では当事者同士でプロポーズが行われた後、互いの両親に報告というスタイルが主流になりつつあるそうです。ちなみに、仏教国ながらバレンタインデーに男性から女性に花束と婚約指輪を渡すのが一般的な求婚スタイルだとか。

■台湾
恋愛事情は日本と似ているという台湾。仲のいい友だちを景色のよいレストランやカフェに集めて、友だちの前で“公開プロポーズ”を行うのが近年のトレンドだそうです。

国が変われば、プロポーズの方法や頑張りどころも違うものですね。みなさんはどの国のスタイルが一番しっくりきましたか?


取材協力・関連リンク

中村綾花

ラブジャーナリスト・ライター/ライター・編集業などを経て、2010年に「世界婚活」プロジェクトを立ち上げ、各国の恋愛・結婚事情を取材しながら婚活を行うラブジャーナリストとして活動開始。現在は世界婚活で知り合ったフランス人と結婚し、パリにて活動中。著書に『世界婚活』がある。
http://ameblo.jp/ayakahan94/

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